ネット接続された車がハッキングされ、遠隔地操作で
運転者の思うように操舵できない・・・、映画さながらの
ニュースが飛び込んでまいりました。
フィアット・クライスラー、米で140万台リコール ハッキングを懸念byYahoo
ミズーリ州セントルイスを本拠として活動する2人のコンピューター
セキュリティ研究者が、クライスラー「ジープ チェロキー」に
遠隔攻撃を仕掛け、同システムの脆弱性を浮き彫りにし、さらに
車両のIPアドレスから車載システムへの攻撃が可能なことを実証したそうです。
ワイパー、オーディオなどの電子機器の乗っ取りはもとより
ブレーキ、ハンドル操作、エンジンなどの操作まで干渉できたようです。
これはなんとも怖い話です。でも、このクライスラー、別にコンピュータによる
自動操縦システムでもあったわけではないでしょうに、なぜ駆動系にまで
干渉されるのでしょうか。せいぜいネットやGPS情報を使った譲歩伝達システム
だと思うんですけど・・・。ブレーキやらハンドルやら誤作動ってホント怖いですよね。
こんなニュースを聞くと映画、「アイ、ロボット」を思い出しますね。
ウイルスミス演じるロボット嫌いの刑事スプーナーがロボット工学博士を
殺した犯人を追いつめるストーリーなのですが、
劇中、愛車「アウディ」にて走行中、
大量のロボットによる攻撃を受けます。
そしてまさにそのアウディが自動走行をハッキングされ、
自分の意思とは全く関係なく操縦されてしまうのです。
結局そのコントロール部分をスプーナーが破壊し、
自力での操縦に切り替え、難を脱っするのですが、
まぁ、めったなこどで大量のロボットに襲われることはないとは思いますが、
なんらかのエマージェンシー装置が今後必要になってくることでしょうね。
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