映画『ゴッドファーザー』で、カジノオーナーのモー・グリーンを
怪演した米俳優のアレックス・ロッコ（79）が、がんで亡くなったことが
娘ジェニファーさんのFacebookで明らかになりました。

訃報『ゴッドファーザー』アレックス・ロッコさん死去
がんのため　79歳　byシネマトゥデイ

この方、印象に残るのは「ゴッドファーザー　PartⅡ」での
カジノの大ボス、モー・グリーン役でしょうね。
（ちなみに「ゴッドファーザー　partⅡ」は世に数ある
パートⅡ、続編映画の中で「Rockey」と並び前作をしのいだ
映画と称される数少ない映画でもあります、私見ですが。
その後パートⅢで見事にコケたのも両作品、共通でございます、
もちろん私見でございます。）

アルパチーノ演ずるマイケル・コレルオーネがいきなりラスベガスに
のりこんできて、アレックス・ロッコ演ずるカジノの大ボス
モー・グリーンにホテルとカジノの売却をせまるわけです。
モーはその前にコレルオーネ家から厄介者の次兄フレドを
カジノ業の見習いという名目で押し付けられて面倒を見ていたわけです。
そのこともあってマイケルの恩知らずの発言に激高します。

おれはモーグリーンだ！！
おまえがガキの頃からこの稼業をしている！！

コレルオーネファミリーにたてつくわけですね。
そしてマイケルの指示により暗殺されます。
その暗殺シーンも映画史に残る場面です。
理容店？でマッサージを受けている最中にメガネの
ガラス越しに頭を打ち抜かれます。

これより残虐な殺害シーンは数ありますが
冷酷さというか、なんといいますか
さすがコッポラとおもったものです。

アルパチーノやデニーロ、はたまたマーロンブランドなど
名だたる名優の中で端役とはいえこれだけ存在感を
見せた、モー・グリーン。合掌です。

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